
こんにちは。大学院生ののりおです。
2020年から始まった新型コロナウイルスによる自粛生活。
その影響は医療、教育、旅行などいろいろな業界に及んでいます。高校生にとっては高校生活を満喫できず辛いでしょう。
そして大学に行く必要があるのかと思っていませんか?
今回はコロナによって変化した大学生活のリアルな状況と大学に進学するべきなのかという視点で悩みを解決していきます。
コロナのせいで大学の友人ができない
大学に入学したばかりの時の悩みは、「友達ができるかな?」です。
これは高校や中学校に入った時も同じだったと思います。
それでも学校生活を過ごしていくうちに友達が増えていきますよね。
大学生はクラスが無いため、少し友達ができにくい環境にあります。そのため、サークルの友達や同じ高校の友達など色んなルートで友達を作ることになります。

それがコロナによって、難しくなってしまいました。
コロナでオンライン講義が増えたことによって友達と過ごす時間がほとんど無くなりました。
大学の友達は昼ごはんを食べたり、放課後にカラオケに行ったりとずっと一緒にいるから仲良くなっていきます。
それが自宅からオンライン上で会うだけならば、仲良くなる方法もありません。

大学1年の時にコロナの影響がある学校生活を送っている人は本当にかわいそう。
こればかりは嘆いても仕方ありませんが、本当にコロナがなければ良いのになと思います。
コロナで変化したサークル活動・部活動
大学生はだいたい勉強・アルバイト・サークル(部活)・恋愛で成り立っています。
その中でも高校と違うのがサークル活動。サークルとは部活よりも参加が厳しくなく、楽しむことや友達作りを目的とした団体です。
フットサルやバドミントンなどのスポーツ系やカフェ巡りやゲームなどの趣味系など幅広いジャンルがあります。

これらがコロナウイルスでほとんど活動できていません。
大学側の要請によって、多くのサークルは活動ができていません。
普通のサークルでは2年生か3年生が幹部としてサークルを取りまとめます。しかし、コロナによって2年生もサークルのことをよく知らないまま、運営を任されているのが現状です。
毎年4月には新入生歓迎会ということで、いろんなサークルがパーティーを開いたりして楽しい大学生活がスタートするのが通例でした。
それも無くなり、さらにサークルに参加しようとする人も激減。

活動できないサークルに参加する理由もないですよね。
サークル活動から学ぶことは沢山あります。
同じ学科の先輩から勉強や就職活動について教えてもらったり、同学年の友達と夏は海に行って冬はスノボーに行ったり。
遊び以外にも、サークル活動を通じて他大学の友人を作ることもあります。
そんな何でもチャレンジできる環境のサークルが危機的状況になっています。
きっと、サークルに入らないという人が増えてくるでしょう。
そんな時に代わりにあなたは何をしますか?
大学に進学する必要はあるの?
このように、サークルも友人もできないコロナ禍の大学生活ですが、それでも大学に進学する必要はあるのでしょうか。
私はあると思います。
大学に進学する理由は人それぞれだと思いますが、1番多いのは「就職に有利だから」では無いでしょうか。
看護などの資格を取るために大学に進学したり、将来良い企業に就職したいから有名な大学を目指したりする人が多数でしょう。
この点においては、コロナ禍であっても問題ありません。

オンライン授業でもしっかりと勉強はできるし、就職活動は周りとの勝負です。
ちなみにコロナによって就職活動が有利になるタイプの人と不利になるタイプの人がいます。
有利になるのは、資格取得や英会話などスキルを身につける人です。
こういった人は、コロナのおかげで勉強する時間が増えたため難しい資格にチャレンジしたりすることができます。
ちなみに私もコロナのおかげで中小企業診断士という難関資格を取得できました。
逆にコロナによって就職が厳しくなるのは、留学を考えていた人と時間があってもゲームばっかりしている人です。
留学予定だった学生にとっては非常に厳しい状況となっています。就職活動において、留学経験を話するつもりだったのに実現しなかったため、アピールできません。
もちろん、意欲の高い学生はオンラインの英会話などでしっかりと知識を吸収していますが、どうしても留学ほどの経験を積めないため成長量が少なくなります。

航空業界や観光も厳しいため、どういった業界を選ぶかも重要です。
また、コロナによってゲームや漫画ばかりで時間を消費する人も就職活動では厳しいでしょう。
こういった人は本来ならサークルの友人と遊ぶことに熱中するタイプの人です。
しかし友人と遊べないため、自宅で時間を潰すしかありません。
実は、サークル活動を通じて他人と何かをしたりする経験は就職活動で非常に評価されます。
コロナが無ければ、サークルの経験を通じて評価されていた人もゲームなどで一人で時間を消費していては面接でアピールすることができません。

まじでコロナって大学生に厳しすぎると思います。遊べない上に就職にも役立たない。
つまり、大学に進学すべきは「大学で資格を取得できる」「偏差値の高い大学に行ける」ような人は行った方がいいでしょう。
ここでいう偏差値が高いというのはMARCHや関関同立レベル以上です。
そんな大学には行けそうに無い人は、入学後から資格の勉強を頑張れば大丈夫です。
なぜなら、ほとんどの大学生は勉強していないから。だから勉強すれば評価されます。
大学に行った後で勉強を頑張れる人は大学で勉強した方がいいです。
社会人になると勉強する暇が減る上に、評価されにくくなります。大学生のうちに資格を持っておけば、就職活動でも有利になるのでコロナであっても大丈夫です。
以上、コロナ禍でも大学に行く意味はあるの?でした。
良い企業に就職したいと思っている人は、大学に行くこと、さらにできるだけ偏差値の高い大学に行く事が将来の自分へのプレゼントになります。
ぜひ勉強頑張って下さい。