大学生のお財布事情は人によって様々です。
アルバイトで月に10万円近く稼ぐ人や、親からの仕送りでほとんどバイトしない人も。アルバイトではなく、動画編集などフリーランスとしてお金を稼ぐ人や、インターンとして働く人もいますね。
どのアルバイトが良いか、という話は置いておいて、今回は全員に共通する資産形成としてやっておくべきことをご紹介します。
今回の話は高学歴であればやっていて当たり前、知っているだけで偏差値60以上の知識です。
ぜひ、早いうちに理解して今後の人生に活かしましょう。
確定申告ってなに?税金が返ってくるかも!
みなさん、確定申告は知っていますか?
確定申告とは、1年間(1月1日から12月31日まで)に稼いだ金額や支払った経費をもとに、所得税などを申告することです。
それって僕らに関係あるの?
確定申告が関係ある大学生は以下の通り。1つでも当てはまれば確定申告の必要があります。
こんな人は確定申告かも!
・アルバイトの給料が源泉徴収や所得税という名目で、想定給料(時給×時間)より減っている。
・アルバイトを掛け持ちしている。
特殊な稼ぎ方をしていなければ、上記の人が確定申告を検討すると良いでしょう。
源泉徴収されているなら、年末調整されるかで判断!
源泉徴収をされている人は、アルバイト先が年末調整をしてくれるかで判断しましょう。
そもそも源泉徴収とは、年収103万円を超えそうなくらい稼いでいる人に対して、あらかじめ所得税を会社が代わりに集めているものです。
そのため、年収が結果的に103万円を超えない場合は会社がそれまでに集めた源泉徴収額を返してくれます(これが年末調整)。
アルバイト先が1つで、年末調整をしてくれる会社であれば確定申告は不要です!
アルバイト先が2つ以上あるなら確定申告が必要!
アルバイト先が2つ以上あり、源泉徴収されている場合は確定申告をすることで税金が返ってくるかもしれません。
年末調整は1つの会社でしかすることができないため、2社とも年末調整をすることができません。そのため、確定申告で自分で申告する必要があります。
自分がどんな状況か分からないなら、税務署に連絡すると優しく教えてもらえますよ!
バイトも掛け持ちくらいなら特別な準備も不要で、簡単に確定申告ができます。
なお、副業(バイト以外)がある人は確定申告が複雑になるので会計アプリがオススメです。
ちなみに私は確定申告をマネーフォワード
でやっています。簡易な副業であれば1番安いプランで大丈夫!
年金は学生納付特例制度で延期!
20歳を超えると国民年金に関する書類が送られてきます。
年金は1年間でおよそ20万円の支払いが必要です。しかし学生は学生納付特例制度を使うことで、延期することが可能です。
年金は後から追納することが可能ですが、追納しなければ受給する年金の額が減ることになります。しかし年金の受給額が減ったり、貰えるタイミングが遅くなったりと若い世代は本当に貰えるかわかりません。そもそも早く死んでしまうリスクもあります。
そのため、追納もせずに社会人になってから払うだけで十分だと思います。老後のお金の心配は、国を頼るのではリスクが高いというのが、昨今のトレンドです。
自分で資産形成をして、老後に備えていく必要があります。
積立NISAを使わないのは損!資産形成の理解は大丈夫?
大学生が絶対にやっておくべきことは積立NISAです。
積立NISAは金融庁が創設した制度で、国民が投資しやすいようにする目的で作られました。
かつて投資は悪、貯金が善とされていた時代から今の世代は、投資を善とする派閥が7割ほどになってきました。
その理由は金利です。かつて日本の金利は5%近くもありました。これは100万円を銀行に預けると1年後に105万円に増えるということです。
それが今では、年率0.01%もありません。100万円を銀行においていても、何も変わりません。
だから昔の人は貯金が大好きなんです。株が怖いからではありません。貯金が優秀すぎたからです。
貯金があてにならない今、株式投資の期待が高まっているという流れですね。
株式は長期間で見れば3〜5%ほどで成長するため、貯金するくらいなら株式として資産形成をしようというのがトレンドです。
従って、短期売買を行なって一発儲けようというのは趣旨とは異なります。私的にはこれはギャンブルと同じです。
ということで、長期保有の目的で資産形成の手段として積立nisaを使うのがイケてる大学生です。
積立nisaは年額40万円までを投資でき、20年間の非課税となります。そのため、儲かった分を丸々手元に入れられるのでお得な制度というわけです。
社会人になってから慌てて積立nisaを始める人もいますが、株式市場は成長していくため早ければ早いほど有利になるわけです。
クレジットカードを学生のうちに2枚は作っておく!
PayPayなどのQRコード決済が普及していますが、大学生ならクレジットカードは絶対に持っておくべきです。
ネットでホテルを予約したり、レンタカーを借りる時にはクレジットカードが必須ですので、活躍する機会も増えます。
また、クレジットカードって誰でも作れないんです。きちんと「審査」されています。大学生の場合は審査が優しいので今のうちに作っておくと良いですね。
私も大学生になった瞬間に銀行口座の開設とクレジットカードを作りました。
銀行のデビットカードとかはポイントが全然付かないので使いません。クレジットを使うからにはポイントが重要です。
ちなみに私はAmazonの買い物が多いのでAmazon Prime Mastercardを愛用しています。かれこれ5年は経ちました。
まとめ
1.バイトを掛け持ちするなら確定申告の勉強をしよう!分からないことは税務署に聞く!
2.年金は学生納付特例制度を活用して先延ばし!
3.積立nisaを始めよう!
4.クレジットカードを作成してポイントを貯めよう!
【おまけ】大学生にオススメのサービス!
私が使って良かったと思う大学生向けサービスの一覧です。
①Prime Student:アマゾンプライム会員の学生バージョン。通常500円/月のところ、学生なら250円/月!送料が無料だったりプライムビデオ(人気ドラマやアニメ)が見放題で、夏休みにたくさん見てました。DVDをレンタルするより安くて、コスパ最高!
②スタディサプリ ENGLISH :就職活動に向けてTOEICを勉強するならスタサプ!私は3ヶ月で200点アップで大満足○
③OfferBox :そろそろ就職活動が始める大学3年生や4年生にオススメのスカウト型就活サイト。就活初心者にオススメ!
アマゾンプライムなんかは学生限定なので今のうちに入っておくのがオススメです。期限が4年半なので、大学院生の私は通常の会員になってしまいました…。
それでも送料無料やプライムビデオのために加入しています。
以上、大学生なら知っておくべき金融知識でした。まずは知ること、そして行動に移すことが大切です!
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