こんにちは。仮面浪人経験者ののりおです。
大学に通いながら、もう一度行きたい大学のために受験勉強をする仮面浪人。賛否両論ある仮面浪人ですが、今回は仮面浪人するメリットを3つ紹介します!
仮面浪人をするか悩んでいたら是非読んでください!(ちなみに、私が感じたメリットですから万人に当てはまるとは限りません。)
2016年に同志社大学に合格した私は仮面浪人をして国立大学へ進学しました。
メリットその1:単位の持ち越しができる
仮面浪人というのは、学校を休学するタイプと学校に通い続ける方法の2種類があります。
多くの人は学校に通い続けながら仮面浪人をするでしょう。
そこで得た大学の単位は、移転先の大学にも持って行くことができます。ただし、仮面浪人先の大学と新たな大学の授業の内容が同じとみなされる場合に限ります。
1年の授業は学部が同じであれば、どこも大体同じなので心配は入りません。
しかし、第二外国語などは気をつけないと新しく通う大学にその言語が無いということ(=引き継げない)がありますので注意が必要です。
メリットその2:塾講師をしながら受験勉強ができる
仮面浪人生は、自分から言い出さない限り普通の大学生です。
つまり、大学生と同様にアルバイトができます。特に塾講師。
浪人するにあたって、シフトが自由なマクドナルドや自習室監督などのアルバイトをする人が多いですが、仮面浪人生は普通の浪人生ができない塾講師をすることができます。
私は個別指導塾にてアルバイトをしながら仮面浪人をしていました。生徒は小学生から高校生までいましたが、基本的に高校生を担当していました。
塾の先生って賢くないとできないと思っていませんか?
実際、多くの個別指導塾では先生のレベルは高くありません。偏差値の低い大学であっても、教科を考慮してくれる場合が多いです。
私は数学と英語を主に担当していましたが、生徒が数3の問題を持ってきても解けないことが多くありました。その度に、参考書などで勉強しましたが、それが自分の受験勉強にもなっていました。
アルバイトでお金を貰いながら、自分の受験勉強にもなって仮面浪人生にはオススメのアルバイトでした。
メリットその3:2つの大学を経験できる
普通は1つの大学しか通うことができません。しかし、仮面浪人生は2つの大学に通うことを経験できます。
これの何がいいの?と思うかもしれません。
それは、スタートダッシュをうまく切れることです。
高校生の頃は大学なんて、高校の延長くらいにしか思っていないと思います。しかし、実際には大学は環境が異なります。
偏差値の高い大学の方が就職はスムーズというのは、私も実感していますが、同じ大学でもレベルの高い人と低い人の差は非常に大きいです。
私は「大学に入ったらゴール」と思っていました。しかし、仮面浪人を経験して新しい大学に行くときには「これからが勝負」と思うことができました。
だからこそ、サークル活動も勉強もアルバイトも力を入れて、今ではブログをするほどになりました。きっと、同志社大学で4年過ごしていたら、「授業がだるい」「就職めんどくさい」などと文句を言っていたと思います。
仮面浪人を経て、人間的にひとまわり大きくなることができるのがメリットです。
仮面浪人はオススメ?
ここまで聞いて「あれ?仮面浪人って成功しないとメリットあんまり無くね?」と思った人。正解です。
私は仮面浪人をしたからこそ、胸をはって言えます。仮面浪人はやめておけ。
仮面浪人って、失敗してもその大学に残れることが魅力ですよね。それは否定しません。
しかし、その魅力を享受したければ入学と同時に休学しましょう。そうすれば、来年は滑り止めを受けずに済みます。
最近はコロナの影響でオンライン授業が増えているため、仮面浪人をする人が増えていますが、言い換えれば、学校があれば仮面浪人しようとは思わないということです。
学校に行って、友人と楽しく会話しながら自分は他の大学に行くために頑張っている。そんな状況が長く続くと思いますか?そして、仮面浪人を決めて入った大学で楽しい生活が送れると思いますか?
大学受験で大切なことは、学力です。友達の数でも、部活で頑張った経験でもありません。学力を高めるためにどう行動すれば良いかを考えれば、おのずとどうするべきかわかると思います。
しかし、それでも、大学に通いながら仮面浪人をしたいと思っているのであれば、頑張ってください。
私は、大学に通いながら仮面浪人をしました。楽しかったサークル活動も、友人を捨ててでも、第一志望の大学に行きたかったのです。
あなたは、本当に迷っているのでしょうか。もう心の中に答えはあるのでは無いでしょうか?
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