大学生が個人事業主になるときのポイント!【経験者が教える!】

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のりお
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こんにちは。大学生で個人事業主になったのりおです。

私は大学時代に開業届を出し、個人事業主として仕事をしたり、塾や飲食店でアルバイトを掛け持ちしたりしていました。

103万円を超えると税金がかかってきたり、親の扶養から外れたりと言われますが、教えて貰う機会が少ないですよね。
今回は、大学生が個人事業主として活動する際に注意すべきポイントを3つ紹介します!ぜひ参考にしてください。

ポイント1:開業届を出す理由は事業所得にするため!

みなさんは確定申告の全体像がわかっていますか?

なんか税金を納めるための申告だと。。。

確定申告は数枚の書類を提出することで、納税額を国に届けることです。

一方で、会社員やアルバイトをしていると会社がやってくれるので皆さんがやる機会はほとんどありません。

のりお
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年末調整でお金が返ってくるとかも会社のおかげです。

会社員やアルバイトは会社と「雇用契約」を結んでいます。そして雇用契約された会社からの報酬は「給与所得」と言います。
一方、家庭教師などで良く用いられる方法が「業務委託」です。業務委託された会社からの報酬は基本的に「雑所得」に分類されます。

契約の種類によって確定申告での所得分類が違うんだね。

この所得の種類が確定申告では大切です。
所得から控除(お金を引くこと)した金額に対して税金が掛かります。

例えば100万円の所得があったとしても、控除が100万円あれば、課税所得(課税の対象となる所得)は0円となるので、税金はかかりません。

つまり、控除が大きくなるようにすれば支払う税金は少なくなります。

どうすれば控除は大きくなるの?

控除にはいくつか種類があります。大学生が押さえるべき控除を例に挙げます。

控除の例(所得税)
・給与所得控除(55万円):給与所得に対して控除される
・青色申告特別控除(55万円):事業所得に対して控除される
・基礎控除(48万円):誰でも控除される

ちなみに住民税は少し計算方法が異なりますが、ひとまず所得税について勉強しておけば大丈夫です。

ここで大切なことは、雑所得には控除がないことです。言い換えると雑所得は税金的に不利になりやすいです。

そこで、ある程度稼げるようになったら開業届を市役所に提出して、個人事業主となります。
こうすれば所得が事業所得になるので、青色申告特別控除という方法を使えば控除がされます。

のりお
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20万円までなら雑所得でもいいけれど、それ以上になるなら個人事業主がオススメ。

開業届を出すのは難しい?

開業届は市役所に提出する必要がありますが、今ではオンラインで提出できるようになりました。私自身、マネーフォワードを使って開業届を提出しました。もちろん手数料はかかりません。
まずは個人事業主になるなら開業届を出しましょう。

ちなみに個人事業主のデメリットが一つあります。
それは失業した時に失業保険が降りないことです。アルバイトであれば関係ありませんが、サラリーマンの場合は開業している状態で会社をクビになっても保険が降りないので、注意が必要です。

言い換えれば、大学生の間は気にしなくていいですし、サラリーマンになった時に廃業届を出しておけば失業保険の権利は復活します。

ポイント2:親の扶養から外れる時に気を付けるポイント!

親の扶養(ふよう)を外れないように103万円を超えないようにってよく言われるけど、どういう意味なの?

扶養については103万円の壁や130万円の壁、150万円の壁なんて言われたりして難しいですよね。

ここではポイントだけお伝えしましょう。

親の扶養で気を付けること
・アルバイトと業務委託の収入は合算して年収を計算
・年収が100万円を超えそうな時は注意が必要。
・年収が100万円を超える場合は150万円まで稼げそうなら扶養外れてもOK!
・扶養外れることを恐れてチャンスを逃すのはもったいない!

親は子供を育てているので、その分税金を少なくしていいよというのが扶養の意味です。
また、社会保険(特に健康保険)でも子供を扶養しています。それらの関係から、子供が稼ぎすぎると扶養から外れてしまい、親の税金の負担が増加したり、子供自身も納税する必要や社会保険に加入しないといけないようになります。

一度、親に確認しないといけないね。

昔はアルバイトの時給が700円とかが普通だったので、年収100万円を超えることが難しかったですが、今では時給が上がったことで、100万円くらいは意外と稼げてしまいます。

さらに、個人事業主として活動するような人は当たり前のように100万円を超えると思います。

そんな時に親に相談は必要ですが、年収150万円を超えるようになれば扶養を外れるデメリットよりも純粋に稼いでいる金額の方がメリットが大きくなってきます。

早い段階で年収が100万円を超えることが分かれば、年収200万円を目指してもっと稼ぐ方が良いと思います。

のりお
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今では学生でも数百万円稼げる時代になってきました。

ポイント3:個人事業主は決算書作りが必須!

決算書ってなに?必要なの?

個人事業主は所得が事業所得として青色申告特別控除が使えることがメリットでした。確定申告は1月1日から12月31日までの売上と費用をまとめて3月中旬までに税務署に提出します。

青色申告特別控除を使うためには決算書(損益計算書と貸借対照表)を提出する必要があります。

なんだか難しそう。。。

知識レベルとしては難しいものは必要ありませんが、手間がかかるのが決算や経理です。
私は日々の記録はエクセルに打っていますが、決算書を作るのはマネーフォワード を利用しています。

のりお
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個人事業主で開業している人はほぼ全員がマネーフォワードか弥生会計オンライン を使っています。

ちなみにマネーフォワードか弥生会計のどちらを使ってもいいですが、私はマネーフォワードの方が使いやすそうということでマネーフォワードにしました。1年以上使っていますが、今のところいい感じです。

のりお
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マネーフォワードのおかげで開業届を出すところから、決算や確定申告まで全部ネットでできてめっちゃ簡単でした。

まとめ:大学生でも稼げる時代!効率良く稼ごう!

以上、大学生が個人事業主として開業する時のポイント3選でした。
アルバイトだけにとらわれず、業務委託でたくさん稼ぎましょう!

ちなみに仕事が欲しい人はクラウドワークス に無料登録して募集案件を探しましょう!私も利用していますが、いい案件に出会うためには常にチェック置くことが大切です。私も日々チェックして良い案件をゲットしています。

検索のポイントはこちらの記事で解説しているので是非お読みください。

この記事を書いた人

高校3年で偏差値を10アップするも、第一志望に不合格。
仮面浪人して国公立大学に進学しました。
塾講師や家庭教師として7年活動し、100人以上に授業しました。

今は会社員として奔走し、休日は中小企業診断士として活動しています。目の前の人を幸せにするために日々奮闘。

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