経験者が語る!大学生が中小企業診断士に挑戦するメリット3選!【合格後のリアルを紹介!】

大学生 中小企業診断士 中小企業診断士
のりお
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こんにちは。中小企業診断士ののりおです。

ビジネスマンから人気が高い中小企業診断士ですが、コロナ禍以降は学生からの人気もかなり高まっています。

診断士は大学生でも合格できる?役に立つの?

今回は中小企業診断士を大学生で取得するメリットや難しさを、大学4年の時に中小企業診断士試験に合格したのりおがご紹介します。
私だけでなく同じく大学生や大学院生など20代前半で診断士になった人の話も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

結論を紹介!【大学生が中小企業診断士を取得するメリット】
1:診断士は就活で役に立つ!メーカー技術職など業界や業種により診断士が役に立ちにくい場合もあり!
2:診断士は学生アルバイトよりも圧倒的に高い金額を稼ぐことができる!
3:個人事業主として独立・起業する人が増加!活躍の幅は広い!

  1. 診断士は就職活動で役に立つ!知識があるだけで有利!
    1. 診断士は希少価値が高く、金融機関を中心に認知度が高い
    2. メーカーの技術系では診断士の知名度が低い場合もある
    3. 就職活動で役に立ったエピソード1:グループディスカッションで圧倒的に目立つ
    4. 就職活動で役に立ったエピソード2:志望企業の社員を紹介され、1対1でリアルな情報収集
    5. 就職活動で役に立ったエピソード3:人事からの認知度が高く、就活でインパクトを与えられる
  2. 診断士に合格すれば高単価の仕事ができる!
    1. 多くの診断士は補助金申請支援で稼ぐ。学生でも活躍可能
    2. 高単価の仕事エピソード1:事業計画書作成で成功報酬〇〇万円
    3. 高単価の仕事エピソード2:数時間の作業で1万円。スキマ時間で稼げる
    4. 高単価の仕事エピソード3:顧問契約で月5万円〜10万円
  3. 個人事業主として学生起業!診断士を軸に好きな仕事をできる!
    1. 個人事業主として起業すると税制のメリットがある
    2. 個人事業主として起業エピソード1:大学を休学して診断士活動に専念
    3. 個人事業主として起業エピソード2:診断士の知識を活かしてデザイン業をスタート
    4. 個人事業主として起業エピソード3:診断士で稼いだ資金で珈琲屋を開業
  4. まとめ:大学生診断士は稼げる上に面白い!

診断士は就職活動で役に立つ!知識があるだけで有利!

診断士は希少価値が高く、金融機関を中心に認知度が高い

中小企業診断士に学生で合格するのは毎年20~30人くらいです。そのため新卒就活において「中小企業診断士」を持っている学生は本当に希少で、人事からの目に留まります。

私は金融業界を志望しているけど、実際どうなの?

診断士が最も相性が良いのは金融機関です。なぜなら、取引先の企業が多く的確に相手企業の状況を把握する必要があるからです。したがって、金融機関では診断士の取得を奨励している会社が多くあります。

のりお
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実際に合格してみると金融機関勤めの人は多くいました。

ちなみに会社で診断士を奨励しているということは、「予備校代が補助」されたり、合格すると「報酬金が支給」されたりします。
大学生からしたら自腹で予備校代や教科書代を払うので、羨ましいですよね。

のりお
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友人の勤める企業では診断士取得すると100万円貰えるらしいです。羨ましい。

メーカーの技術系では診断士の知名度が低い場合もある

のりお
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私のような理系の人だと業界や業種によってはあまり診断士が役に立ちません。

中小企業診断士がいくら難しい資格だからと言っても、会社や業務に全く関係なければ評価されません。
例えば、メーカーの研究開発であれば診断士資格よりも学会での活躍の方が評価されます。

と言っても、メーカー勤務の人が商品開発のためにマーケティングを学びたくて診断士を取得するケースや、調達(部品の購買担当)に配属となって、取引先の企業を判断するために取得するケースもあるので診断士は理系であっても取得するメリットはあります。

のりお
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金融機関と「比べる」とメーカーの方が知名度が低いだけです。

理系で診断士を取得してメリットの大きい業界はあるの?

文系理系に関係なく、IT業界の人は診断士を好む傾向にあります。なぜならお客様が望むようなプログラムやシステムを作り上げるには、プログラミングの知識だけでなくお客様がシステムを用いてどのように売上を増加させたり、コストを削減したいかというビジネス全体を俯瞰して見る必要があるからです。

のりお
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診断士を取得してIT企業に新卒で入る友人や、診断士を取得してIT企業から独立した人など、IT系と診断士は近いと感じています。

あとはメーカーの研究開発・調達・原価管理系などお金に関わりやすい部門や経営企画です。
もちろんコンサル業界では強いです。

就職活動で役に立ったエピソード1:グループディスカッションで圧倒的に目立つ

のりお
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診断士は資格名で有利になる場合もありますが、グループディスカッションで威力を発揮します。

コンサル業界などはあまり学歴や資格を重視しない傾向にあり、グループディスカッションや面接が重視されます。
診断士の勉強は7科目に及び、経営・財務・人事・マーケティング・法務・流通・情報など内容は多岐に渡ります。
そのため、どのようなグループディスカッション、グループワークであっても知識の切り口を豊富に持っています。

それは勉強したら身についていくの?

診断士の1次試験は知識暗記がメインですが、2次試験は記述式で「紙の上でのコンサル」と言われています。そのため、2次試験を合格する頃には他の大学生とは比べ物にならないほど知識を使いこなせるようになっています。

グループディスカッションは明確な答えが無いので、グループ内での話の流れや自分のグループに対する貢献が評価されています。
イメージで言うと、アイデアが行き詰まったときに流れを変えられるような視点を提供したり、前の人の意見をよりブラッシュアップするために他の切り口から主張をサポートしたりなど、他の学生が「良いアイデアを出したい」と固執している中で、グループが良いアイデアを出すために「自分がどう動くべきか」を判断できるくらいにはなります。

私の体験談では某外資系食品メーカーのグループディスカッションでは、グループごとに社員がついて、全体の進行や発言、思考の深さなどを評価されました。私の場合は「的確な発言(チームの意見が良くない方向に行きかけた時に、土台の部分をスムーズに再確認し方向修正する力など)」がプラスとして評価され、「もっと積極的に発言しても良い」とフィードバックを頂きました。無事に選考は通過しました。

のりお
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診断士を取得しているとベースが仕上がっているので議論の全体像がすぐに把握できます。

某外資系食品メーカーの選考はエントリーシートの時点で倍率が100を超えているので、優秀な人が多くてスムーズなディスカッションでした。一方で、他の企業のグループディスカッションや理系の人が中心のディスカッションではもっとレベルが低くて、やりづらいなという印象でした。

のりお
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他の診断士から聞いてもグループディスカッションは怖くないと言う人がほとんどです。

就職活動で役に立ったエピソード2:志望企業の社員を紹介され、1対1でリアルな情報収集

中小企業診断士試験は年に一度、夏に1次試験秋に2次試験があり年末あたりに合格発表です。
合格後は「実務補習(じつむほしゅう)」に3回参加すれば登録となります。

中小企業診断士の実務補習とは
・1回あたり5日間(3日連続+2日連続)
・1回あたり6万円程度。
・診断士合格者5人程でチームを組み、指導員の先生と一緒に中小企業へ行き社長などにヒアリングを実施。それをもとに報告診断書を作成し社長などの前で報告会を行う。

ここで合格者との輪が広まっていきます。チームメンバーは診断士試験合格者なので話が弾みます。

のりお
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みなさん、名刺交換したり飲み会開いたりどんどん仲良くなります。

自己紹介では皆さん仕事の話をするので、私は志望業界(志望企業)の話をしました。すると、チームメンバーの一人が志望企業の社員と知り合いだったので紹介して貰って1対1で話を聞かして貰いました。

こういった流れのアポは選考とも無関係でありますし、むしろプラスに働きます。最初は緊張していた私ですが、社員の方が優しく色々教えてくれました。

社員さんから聞いた内容
・なぜその企業を選んだか
・もし入社し直したらどこの部門に行きたいか
・年収や残業の実際はどれくらいか

インターネット上の情報は偏りがあったり、不明瞭な部分が多いのでやはり社員から聞くのが一番です。特に人事の人は会社の良いことを伝えてくる傾向にあるので、実際に働いている部門の人の話が参考になります。

のりお
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いい意味で期待値調整ができて、最終的に入社を決めました。笑

診断士の世界は大企業のサラリーマンが多いので、大企業であればすぐに紹介してくれる人が出てくると思います。また、リアルな情報もたくさん聞けるので企業選びの目が良くなります。私自身、診断士に合格したことでいろんな人と出会い、就活でかなり役に立ちました。

のりお
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自然と年上の人と会話する力も上がっていきますね。

就職活動で役に立ったエピソード3:人事からの認知度が高く、就活でインパクトを与えられる

人事や採用の人は資格に詳しいことも多く、診断士はウケが良いです。年齢が若くて人事歴が低い人は知らないケースもありますが、中堅以降の方であれば知っている可能性はかなり高いです。

のりお
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一度だけインターンの面接で若い人事の人に、「中小企業診断士…?」と反応されました。笑

診断士は40〜50代で取得される人が多く、定年退職前に取得して定年後に独立パターンも良くあります。そのため中堅社員の人からすれば「上司が頑張って合格していた資格だ」という印象を持つ場合も多いです。

新卒として中小企業診断士を持っていればそれなりに(過信はダメですが)評価されます。

ちなみに実際の例をいくつか挙げておきます。

就活で診断士が役に立った例
・面接官が人事ではない社員で診断士を持っている人で、学生診断士ということで驚いた+高評価だった
・経営の視点が必要とされる部門の面接で、診断士を持っていますというと好感触だった

のりお
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あまり診断士を主張するのではなく、サラッと言うのがオススメです。

エントリーシートでは資格欄があるので、記入しておくくらいで十分です。ガクチカまで診断士の勉強にしてしまうとくどいなと思います。

人事や採用から見れば数百人を相手に面接するので、印象を残すには診断士は非常に良い資格だと思います。

何より、友人の大学生診断士のほとんどが就活を問題なくクリアーしていますので。笑

診断士に合格すれば高単価の仕事ができる!

多くの診断士は補助金申請支援で稼ぐ。学生でも活躍可能

診断士は「足裏の米粒(=取っても食えない)」と揶揄されたりするけどどうなの?稼げない?

診断士は国家資格なのに独占業務が無いので稼げないと言われています。特にインターネット上はそのような論調が強いです。
確かに「診断士は稼げる!!」と言われても品が無いので、私は稼げないと「言われている」くらいで丁度いいかなと思います。

実際はどうなの?

正直なところ、中小企業診断士で稼いでいる人を数十人以上知っていますし、逆に何も稼いでいない(サラリーマンのまま)の人もたくさんいます。ちなみに学生で言うと、60%くらいは何かしら稼いでいるように思います。
コロナ禍以降は特に補助金の仕事が盛り上がっています。補助金というのは簡単には貰えず、事業計画書を提出して審査され採択されないと受け取ることができません。採択率は40%〜50%が多いです。

私自身も補助金関係の仕事が多いですし、他にも5人以上は同様の仕事をしている学生診断士を知っています。学生でも良い計画書を作ることはでき、活躍できます。むしろ若い世代の方がワードやエクセル、パワポなどの知識が多いのでおじいちゃん診断士よりも有利なんです。

のりお
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50代でパソコンできる人とか少ないので、大学のレポートとかで普段から使っている大学生の方がレベルが高いです。

次の段落から実際の事業計画書作成の仕事について紹介しましょう。

高単価の仕事エピソード1:事業計画書作成で成功報酬〇〇万円

事業計画書の作成のお手伝いが多くの診断士が最初に通る仕事です。イメージで言うと、ワードで10枚〜15枚ほどの事業計画書を作成するというものです。
流れはお客様(=社長が多い)からヒアリングをして、計画書を作成していきます。

実務補習と流れは同じ?

その通りで、実務補習や診断士試験で大まかな補助金申請の事業計画書を作成する力は持っています。
最初はお客様と折衝する人(営業マン)と2人でチームを組んで、作成のみを担当するのがオススメです。慣れてきたら一人で折衝から作成までできます。

のりお
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めっちゃやりがいあります。面白いですよ。

報酬はどれくらい?

一般的に報酬は着手金+成果報酬で構成されます。着手金は採択されなくても貰えますが、成果報酬は採択された場合のみに貰えます。
着手金は10万円程度、成果報酬は採択(補助)額の10%程度が多いです。100万円の補助金なら10万円、1,000万円の補助金なら100万円です。ちなみにコロナ禍後の事業再構築補助金や、ものづくり補助金なんかを見ると補助額が500万円〜2000万円くらいが多いです。
ちなみに多くの会社は成果報酬を最低100万円以上などとして、最低額を確保しています。

そして、10%の成果報酬を3等分して受注した会社・営業マン・計画書作成者に分けられるイメージです。

つまり計画書を書くだけで20万円〜、一人でやれば50万円以上…!

ちなみに事業計画書作成に必要な時間は50〜100時間くらいです。成功すれば時給2000円以上が普通の世界線です。良い案件だと時給10,000円を超えます。

のりお
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学生も社会人も関係ない報酬体系なので、普通の学生には手の届かない報酬が期待できます。

ちなみに実績が無いうちは直接受注できないと思うので、先輩診断士やクラウドワークス から受注するのが良いでしょう。
積極的に手を挙げれば機会は回ってきます。最初は手を挙げまくるのがコツです。

クラウドワークスでは足元を見られるような案件もあるので、質の良い案件が出たらすぐに応募できるように日頃からチェックしておくことが大切です。

のりお
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私は診断士に合格する前からクラウドワークスに登録して案件を見て、相場感を養っていました。

クラウドワークス は会員登録が無料で必要なければ退会も簡単なので、とりあえず登録して案件を見てみるのがオススメです。私は診断士試験の過去問解説の仕事(問題に対する回答を数行書くというもの)を受けて、自分で試験勉強しながらお小遣い稼ぎにも役立てていました。

のりお
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回答や解説作成系の仕事は試験勉強と並行してやると理解も深まって一石二鳥です。

高単価の仕事エピソード2:数時間の作業で1万円。スキマ時間で稼げる

のりお
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中小企業診断士には独占業務はありませんが、中小企業診断士に仕事を依頼したいというニーズはあります。

中小企業診断士は独占業務がありません。一方で診断士に仕事を依頼したいというニーズは少なからず存在します。補助金の仕事はもちろん中小企業診断士が優遇されています。

他にどんな仕事があったの?

研修講師(企業向けの研修)の方が、「もしも中小企業診断士が同じ課題を課されたらどのように考えるか」というテーマで中小企業診断士から経営改善策を募集していました。これもクラウドワークスで受注した案件ですが、納品物は300字程度の経営改善案3つです。ヒアリングなどの対面業務は無く、ホームページの情報のみで成果物を仕上げます。

めちゃ難しそう。。

私も最初は不安でしたが、一案あたり300字でですので中小企業診断士の2次試験と似ていて、意外と簡単にできました。これで報酬が10,000円ですので良いお小遣い稼ぎになります。

のりお
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こういった面白い案件が募集されていないか、クラウドワークス で探すのが日課です。

いつも良い案件が募集されているわけでは無いので、気長に案件を探すのがポイントです。

高単価の仕事エピソード3:顧問契約で月5万円〜10万円

大学生診断士でも顧問契約を受注している人がいます。

顧問契約ってなに?

顧問契約とは会社と月額で長期にわたって契約することです。スポット(一時的)コンサルの逆の意味合いです。
補助金申請支援などは採択されればほとんど仕事が終わりなので、新たに案件を受けるために営業活動が必要になります。どちらかというとフロー的な収入になります。

一方、顧問契約は半年以上の契約となることが多く安定的に稼ぐことが可能となります。顧問契約は補助金よりも自分の価値が重要となるので受注することは難易度が高いです。

のりお
のりお

私自身、顧問は受注できたことがありません(積極的にやっていないからという理由もあります)。

顧問契約はどちらかと言うと、独立診断士の人との相性が良いです。大学生診断士でもほぼ独立診断士みたいな人もいます。

どうやって顧問契約に繋げたの?

若手診断士が顧問契約を実現している例としては、

顧問契約の例
・実務補習先の企業から引き続き仕事をお願いされた
・IT系の若手社長からビジネスの壁打ち相手として顧問契約をお願いされた
・元々知り合いの社長から営業用スクリプト作成や役所への申請書類作成などのサポートをお願いされた

受注されるパターンは人それぞれですが、元から知り合いだったパターンは多いです。他にも実務補習から顧問契約に繋げるパターンや、実務補習の先生から仕事を受けるパターンもあります。

顧問は週に1日3時間程度の時間で月額5〜10万円くらいだったりします。比較的時間単価が高いです。
もちろん責任も大きいパターンがあるので、準備に時間をかけたりして、良い成果を出します。それによって他のお客様の紹介や月額報酬アップを目指すと言う流れが主流です。

のりお
のりお

社会人でも難しい顧問契約ですが、大学生でも実現している人がいるので実力主義の世界です。

若いから実力が無くても、頑張れの意味を込めて契約してくれる社長さんもいらっしゃるので、良いご縁に巡り合うことが大切ですね。

個人事業主として学生起業!診断士を軸に好きな仕事をできる!

個人事業主として起業すると税制のメリットがある

中小企業診断士に合格すれば「開業届」を税務署に提出して、個人事業主として起業(開業)するのが一般的です。

なぜ個人事業主になる必要があるの?

開業届を提出しなくても良いのですが、開業すると税金のメリットがあります。アルバイトをしていたらあまり税金のことは気にならないと思いますが、診断士になって稼ぎ始めるとマジで税金がかかります。イメージで言うと、売上の20%が税金で持っていれる感じです。

のりお
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開業届を出すと「控除」と「経費」が使いやすくなって、税金的にメリットが出てきます。

診断士の仕事は仕入れがないので原価がほとんどかかりません。一方で、診断士同士の飲み会や仕事で使うスマホやパソコンのソフト代などを経費として計上できます。経費が多いと利益が小さくなるので、税金が少なくて済むと言う流れです。

大学生が個人事業主になるときのポイントはこちらで詳しくまとめていますのでご覧ください。

個人事業主として起業エピソード1:大学を休学して診断士活動に専念

知り合いだけで大学を休学して診断士活動に専念している人を2人、大学卒業後に独立した人を1人知っています。

のりお
のりお

みなさん凄いです。

休学したり、就活せずに独立したりとちょっとレールから外れているように感じますが、みなさん難関大学なのも面白いです。自分の道は自分で決めるという気概があります。
どちらかと言うと、ワークライフバランスを大切にしたいと言う気持ちや、サラリーマンは性格に合わないと言う人が多いイメージです。

まずは補助金で足元を固めていますが、行政書士や社労士といった他の資格とのダブルライセンスやIT系の補助金に特化するなど、独自のポジショニングを実現しています。

のりお
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私はホワイト研究室だったので、研究よりも診断士活動の方がメインで動いていました。笑

補助金業務は社長から良い仕上がりだったり、採択されると感謝されることも多いのでやりがいがあります。私は結構好きでしたが、人によっては精神的にも売上的にも不安定になりやすいので自分に合った量にしておくのが大切です。

個人事業主として起業エピソード2:診断士の知識を活かしてデザイン業をスタート

補助金業務以外の例では友人の学生診断士はココナラ でデザインのテンプレ販売を行いました。
パワポのようなデザインアプリのテンプレートを自作して販売しております。

のりお
のりお

元々、デザインの勉強をある程度していたので強みを活かそうと言う考えです。

プロになれるほどデザインをしていた訳ではないですが、少なくない時間をデザインに費やしていたので周りの人よりはデザインに対する知識を持っていました。

そこに診断士の知識を載せることで、経営企画やコンサルの人が使いやすいテンプレートを作成しておしゃれなプレゼンのお手伝いを実現しています。その結果、ホームページ制作の話や動画編集など未経験の分野に対しても仕事の依頼が来ていて、仕事の幅が広がっています。

のりお
のりお

人よりもちょっと得意な分野に診断士を掛け合わせるとめっちゃ希少価値が出てきます。

デザインのテンプレは原価がかからないので利益率が良いですし、販売やマーケティングに関しては診断士の知見を活用されています。

個人事業主として起業エピソード3:診断士で稼いだ資金で珈琲屋を開業

補助金で稼いだ資金を元手に投資の必要な事業を展開するパターンです。店舗を持たずに50万円程度投資して、珈琲焙煎機を購入して、インターネット上でコーヒー豆を販売しています。店舗を持たないので家賃のリスクも小さく、失敗が少ない事業です。

50万円を事業に入れるって勇気がいるなぁ。

診断士の仕事で得た資金はそのまま置いておくと、税金がめっちゃかかります。そうなるくらいなら、設備などに投資して新たな収益の柱を作っていった方が効率良く稼げるという考え方です。

初期投資が必要な事業は同世代が参入しにくいです。もちろん上の世代とはバトルとなりますが、デジタルやSNSを活かした戦略は若い世代の方が得意です。事業を始めると言うことは、同世代だけでなく年長の先輩との戦いとなってくるので、いかに勝つ方法を見つけていくかが大切です。

のりお
のりお

デジタルやインターネットの世界線くらいなら皆さんも負けないと思います。

別にプログラミングができなくても、50代の人はタイピングが遅いとかと言うレベルが多いのでみなさんでも勝機はあります。近年はウェブマーケティングの需要も高まっているので、その練習としてブログを始める人も増えています。診断士に合格した人もブログは結構通る道です。

ブログは診断士に合格した後は名刺の代わりとして実績などを載せられるので、チラシの代わりにもなってくれます。また、SEOなどのウェブマーケティングの知識も付くので、企業のホームページ支援なども可能になるため、めちゃオススメです。

まとめ:大学生診断士は稼げる上に面白い!

以上、大学生が診断士を取得するメリットでした。稼げる仕事や面白い仕事など、アルバイトとは違った世界が待っています。大学生で中小企業診断士に合格することは可能です。ぜひチャレンジしてみてください。

この記事を書いた人

高校3年で偏差値を10アップするも、第一志望に不合格。
仮面浪人して国公立大学に進学しました。
塾講師や家庭教師として7年活動し、100人以上に授業しました。

今は会社員として奔走し、休日は中小企業診断士として活動しています。目の前の人を幸せにするために日々奮闘。

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※本ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

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