大学生が中小企業診断士を目指す前に取得すべき資格3選!【合格者が語る】

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のりお
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こんにちは。中小企業診断士ののりおです。

近年、注目が高まっている中小企業診断士。大学生で挑戦する人も増えてきました。
しかし、難易度が高いため途中で挫折してしまう人が多いのも事実。今回は診断士を目指す前に取っておきたい資格を3つ紹介します。
これらの資格を取れば間接的に診断士の勉強にもなり、就職にも役に立ちます!

実生活にも役立つファイナルシャルプランナー(FP)!

ファイナシャルプランナーとは「人生設計におけるお金の専門家」です。

お金の専門家?

人生において切り離せないのがお金です。
そのお金は給料として貰うだけではなく、税金として納めたり、いざという時のために保険に加入したりします。

複雑な税金や保険制度の中で、自分のライフスタイルに合った計画を策定する支援をするのがファイナンシャルプランナーです。

のりお
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効率的にお金を守ったり、増やしたりします。

ファイナンシャルプランナーは1級から3級までありますが、大学生にはまず3級を目指すといいでしょう。

勉強時間はおよそ100時間。3ヶ月を目安に目指すといいでしょう。1年に3回ほど試験があるので一度確認してみてはいかがでしょうか。

のりお
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勉強した内容が、自分の資産設計にも使えるのが魅力!

ちなみに中小企業診断士では、財務会計で役に立ちます。FPは独学でも十分に合格を目指せますが、動画授業で勉強したい人はスタディングを検討してみてください。
(スタディングは業界大手の通信教育で、中小企業診断士講座も大人気です。)

診断士の知識が幅広くつくITパスポート!

就活生からも人気の資格で、ニーズの高い情報系の資格の1つでもあるITパスポート
中小企業診断士の1次試験を簡単にしたような問題が多いのが特徴です。

初学者にとってはITパスポートで基礎を固めてから中小企業診断士に進むのもオススメ。
必要な勉強時間はおよそ100時間と言われています。

CBT(computer based test,パソコンで問題を解く試験)のため、年間を通じて好きなタイミングで受験できます。

のりお
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情報系の資格でありながら、経営や財務の勉強もあるので幅広く学べます。

中小企業診断士の試験との関連では、1次試験の企業経営理論や経営情報システムなど多くの科目と範囲が重なっています。

2次試験でも大活躍!日商簿記!

簿記とは「企業のお金の流れを記録する決まり事」です。FPが私たち人間のお金の勉強だとすれば、簿記は会社のお金の勉強です。

のりお
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つまりビジネスにおいて重要な科目です。

公認会計士や税理士など、財務のスペシャリストも最初は簿記から勉強していきます。
簿記の資格はいくつかありますが、最も有名なのは日商簿記

3級から1級まであり、1級の勉強時間はおよそ1000時間。中小企業診断士と同じくらいです。
もちろん最初は3級から始めると良いでしょう。3級は50時間ほどで合格することができます。

通信教育もたくさんありますが、個人的にオススメなのは参考書を利用した独学。
内容が多くないので独学でも大丈夫です。

のりお
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ちなみに私は簿記を全く知らない状態からでも参考書だけで合格できました。

オススメの参考書はパブロフ流。犬のパブロフくんがドッグフード屋さんを開業する4コマ漫画を見ながら会計の処理の方法を学んでいきます。
堅苦しくなく理論よりもテストで点を取ることを重視した参考書なので資格が欲しい人にはオススメです。

中小企業診断士の財務会計や事例4では簿記の知識が生かされる上に、就職活動でも役に立ちます。

まとめ【中小企業診断士の前にオススメの資格】
・個人のお金の勉強ができるFP(ファイナンシャルプランナー)
・情報や経営を幅広く勉強できるITパスポート
・財務の勉強ができ、ビジネスの仕組みがわかる日商簿記