こんにちは。理系大学院生ののりおです。
今回は、大学入学後にオススメの資格を紹介します。
紹介するのは、どれも私が実際に取得したもので、取得した後に就職活動で役に立つのかについても経験談を紹介します。
私は理系ですが、理系の資格はランクインしていません(笑)。文系理系に関係なく、汎用性の高い資格を紹介するので、ぜひ参考にしてください!
教員免許や公認会計士など、将来の夢が明確な方はその勉強をして下さい。将来の姿が漠然としていて何か始めたいと思っている人にオススメです!
第3位:就職活動でほぼ全員が受けるTOEIC!
まずは、英語の試験TOEICです。就職活動が始まる頃には、履歴書などで書く人が非常に多いです。
TOEICはスコア(10〜990)での評価になります。一般に、700点以上あれば評価されるようになります。(会社次第でもっと低くても評価されたり、900点以上ないとダメなど様々です。)
うーん、英語はあんまり得意じゃないなあ。
英語が苦手な人も多いでしょう。もし、あなたが大学1年生ならば、今のうちに一度受験してみることをオススメします。
なぜなら、英語の力は高校卒業した時が最も高いからです。大学生になると、英語が好きな人以外は、ほとんど英語の勉強をしません。
実は、大学入学直後が最も英語力が高いのです。
あまり英語の勉強が好きじゃなくても、どうせ2年後には受けるので今のうちに実力を把握しておくと良いでしょう。
ちなみに、大学によってはスコアが高いと英語の授業が免除になります。
私はその制度を聞いてから必死に勉強して、3ヶ月ほどでスコアを600点台から800点くらいまで伸ばしました。
TOEICに興味がある人は以下の記事も覗いてください。
第2位:会社の仕組みが見えるようになる日商簿記3級(2級)!
第2位は、日商簿記です。簿記って何?と思う人も多いでしょう。
皆さんはどういった高校へ通っていましたか?実は世の中には商業高校や工業高校など、勉強内容が商業や工業に特化した高校があります。
その商業高校で学ぶ内容の一つが簿記です。
簿記ってなに?
簿記とは、帳簿(ちょうぼ)に記すという意味で、会社の帳簿(家計簿の会社版)に売上などを書くことです。
近年、フリーランスや個人事業主の人が増えていますが、こういった人も帳簿(決算書)を書いています。
もしかしたら、あなたの両親は確定申告をしているかもしれません。確定申告は、所得に対して税金を納めるための申告です。これをきちんとしないと脱税になります。
この時に、簿記の知識があると税金が少なくなるような仕組みもあり、勉強すると実際に役立つのが簿記です。
確かに役に立ちそう。就職では役に立つの?
どの会社であってもお金は必須なので、汎用性が高い資格です。特に金融や経理の仕事がしたいのであれば役に立つでしょう。
なお、日商簿記の3級は30~50時間、2級は200時間くらい必要とされます。
まずは、3級からチャレンジしてみて簡単だ!と思えば2級にチャレンジすると良いでしょう。
3級は、ビジネスマンの基本的な知識です。
ちなみに予備校に通わなくても独学で合格できるので、費用が安くてコスパの良い資格です。
私はパブロフシリーズと過去問だけで合格できました。
高校生でも習う内容なのですが、正直、高校数学よりも簡単です。
第1位:就職活動で無双ができる!中小企業診断士!
さて、最後は中小企業診断士です。きっと聞いたことがないと思います。
弁護士や公認会計士は知っているけれど、中小企業診断士は知らないなあ。
恥ずかしながら私も大学3年になるまで知りませんでした。
しかし、診断士はビジネスマンから人気の資格です。次の表は、ビジネスマンが取得したい資格ランキングです(日本経済新聞,2016年)。
この表からわかるように、日商簿記やTOEICも人気でありながら、中小企業診断士の認知度の高さがあわかります。
なぜ、ビジネスマンは中小企業診断士を取得したいと考えているかわかりますか?
その理由は、終身雇用が終わりつつあり、大企業に入ったら安泰な時代では無くなってきたからです。
中小企業診断士は弁護士と並んで、AIによって代替されにくい職業です。次の表を見てください
このように、汎用性が高いがゆえにAIに代替されにくい職業です。以上の理由からビジネスマンから人気の資格となっています。
すごい!将来性の高い資格だね!
さて、中小企業診断士の良さが十分に伝わったところで、ネガティブな情報もお伝えします。
なんと、勉強時間がだいたい1000時間必要です。
1000時間!?と思うかもしれません。毎日3時間勉強して1年もかかります。
(まあ、色々裏技があるので実はそこまで大変ではありません。それはまた今度紹介します)
しかし、弁護士になるには5000時間、公認会計士になるには3000時間ほどの勉強時間が必要です。
こうしてみると、AIに代替されにくく、汎用性の高い中小企業診断士が意外とコスパが良いと思いませんか?
実際、私は大学3年から勉強を始めましたが、サークルを楽しんだり、アルバイトしたりと充実した大学生活を過ごした上で、診断士になることができました。
なんとなく、就職活動で役に立ちそうだけど、実際はどうなの?
お察しの通り、就職活動においては非常に有利になります。
もちろん、人間性やコミュニケーション能力が著しく低いと面接に合格できませんが、少なくとも書類選考の時点では落ちません。
その理由は、希少性です。
中小企業診断士は毎年1000人ほど合格者います。
その中で学生の数はたった10人ほどです。
少ない!そんなに少なかったら、就職活動で目に留まるのも当然だ!
その通りです。他の学生と圧倒的な差別化が可能です。
だから書類選考の段階で落ちることはほとんどありません。
なぜ、そんなに少ないんだ?やっぱり社会人の方が有利な試験なの?
いいえ、違います。(正直に言うと、学生の方が有利な試験になっています。)
その理由は、
大学生が知らないからです。
私も大学に入学した当初は知りませんでした。また、診断士に合格した社会人と話をしていると色々な人から「僕が学生の時は診断士って言葉も知らなかったよ〜」と言われます。
そうです、合格者が少ない理由は、大学生が知らないからです。
だから、この記事を読んで診断士のことを知った人はすでに他の大学生よりも有利な立場にいます。
でも、高学歴の人しか合格できないんじゃないの?
私も最初はそう思っていましたが、実際にはそんなことはありません。
学歴よりも個人の性格が大事です。勉強が非常に嫌い!という人にはオススメできません。
勉強が嫌いで無ければ十分目指せる資格です。
個人的な感覚ですが、日東駒専、産近甲龍以上あれば十分すぎます。なんたって、高卒で合格している人もいるので。
もし、中小企業診断士に興味があれば以下の記事も読んでみてください。
以上、大学進学後にオススメの資格3選でした!ぜひ、資格取得を通じて就職活動で行きたい企業にいきましょう!
まとめ
1.どうせ就職活動で受けるTOEICの勉強がオススメ!
2.資格を取った後も実生活で役に立つ日商簿記の勉強がオススメ!
3.就職活動で無双が可能な中小企業診断士がオススメ!
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