
こんにちは。塾講師ののりおです。
私は個別指導塾でアルバイトを7年していますが、これまでに3回生徒を泣かしてしまった事があります。
私は生徒に楽しく過ごしてもらおうと意識していますが、どうしても泣かしてしまう事があります。
不意に生徒が泣いてしまうと動揺してしまいますよね。今回は生徒を泣かしてしまった時にするべき事を3つ紹介します!
なぜ生徒が泣いてしまったのか:原因分析
生徒が泣いてしまう理由は様々です。これまでに私が直面した理由は以下の通りです。
・余裕を見せている中学生に高校生は大変だと伝えた時
・英語が苦手な生徒が問題を解けなかった時
・受験生に対して他の先生が高圧的に話をしていた時
ちなみにいずれも女の子の生徒です。私は泣かすつもりは全くなく過ごしていたので、急に泣かれると本当にびっくりします。
不意に泣かしてしまった場合は、ぜひ次の2つのポイントを意識して整理しましょう。
泣いたことが悪い事なのか
生徒が泣くことは悪いことでしょうか?
例えば、英語が苦手だった生徒はずっと英語から逃げていましたが、
泣くほどまでに向上心があったのでその後は成績も上がって、見事志望校に合格しました。
泣いた後に成績が上がるような行動に繋がるのであれば、生徒が泣く事が全て悪いわけでは無いです。

ちなみに悪い泣かし方は、塾が嫌いになることだと思っています。
女の子の生徒に対して怒鳴ったりすると、泣くだけでなく萎縮させてしまいます。こうすると塾が嫌いになってしまいます。
塾が嫌な場所、行きたくない所と思われてはダメです。
塾に行くことが楽しいと思ってもらうことが塾にとって必要だと思います。ただ勉強を教えるだけであれば、オンライン学習などで十分ですから。
塾のことを好きになってもらって、成績も上げてもらう事が大切です。
生徒が泣いてしまったとしても、振り返って良かったと思えるならば、泣いた事も悪く無いでしょう。
信頼関係を維持できるか
生徒を泣かせた時に重要になるのは「塾を辞めないか。」です。
もし、生徒に怒鳴って泣かせた場合では塾が嫌いになって辞める可能性が高いです。
塾を辞めてしまうと、関係を修復することもできないです。故意や不意に関わらず、生徒を泣かしてしまった時は信頼関係を維持できるかを考えましょう。

信頼関係があれば、泣かせてしまっても大丈夫です。
私の場合は泣かせてしまった3人のうち1人は冬季講習中に担当した生徒で、2人は毎週担当していた生徒です。
やはり、講習などでしか担当しない生徒の場合ではいつも以上に気をつける必要があります。
生徒によって泣きやすい生徒、泣きにくい生徒があるのでどっちかわからないうちは、極力泣かせないように接する必要があります。

生徒のやる気を出すためにわざと厳しい事を言って泣かせる先生もいます。
私の先輩は、生徒が受験生になっても日々の過ごし方に甘さを感じると厳しい事を言って泣かせています。
私にはできない技ですが、それによって生徒のスイッチが入るので良いなと思います。
これも1年以上の信頼関係に基づいてできる技なので、信頼関係が構築できていないうちに厳しい事を言うのは控えた方がいいでしょう。

もし泣かせてしまってどうしようもない時は、他の先生を頼りましょう。
泣いている生徒は正常な判断ができないので、そっとしておくことが必要なこともあります。
しかし、放置することもできないでしょう。そんな時は他の先生に頼りましょう。
生徒と仲の良い先生に入ってもらうことで、生徒の退塾を防ぐことができます。
もし泣かせてしまったら、上司に報告しておくことも必要ですね。
以上、塾の生徒を泣かせてしまったときにするべきことでした。
塾生との信頼関係があれば、泣かせてしまっても大丈夫なので日頃から仲良くなれるよう頑張りましょう!
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