こんにちは。中小企業診断士ののりおです。
皆さんは中小企業診断士試験の事例4で悩んでいませんか?
ちなみに当時の私はとても困っていました。正直、事例4を得意な人は税理士さんくらいでしょう。
日商簿記を持っている人も有利じゃないの?
私は日商簿記の2級を持っています。たしかに1次試験では仕訳の知識など簿記が役に立ちました。
しかし、2次試験では安全性分析や投資の評価をします。これは簿記2級の範囲外です。
実際に私の過去問演習の点数は悲惨でした。
試験の1ヶ月前の時点で過去問で40点すら取れない状況でした。
写真の通り、7回中40点を超えているのが2回だけでした。試験1ヶ月前でこのレベルはかなり合格が厳しいです。私は2次試験対策として診断士ゼミナール
で過去問演習や、速修2次テキストやふぞろい10年データブックも使っていました。事例1から事例3はある程度コツがわかってきて、なんとか合格できるかなという所でしたが、事例4は合格点を取れる未来が見えませんでした。
試験まで残り1ヶ月しかなくても、もがくしかありません。必死に参考書を探した結果、30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集が良いということを聞きました。
2023年に改訂されましたが、以前とほぼ変更はありません。
事例4の参考書として有名で、アマゾンのレビュー数は少ないですが使用者はかなり多いです。
試験会場に持ってくる人も多く、SNS上でも取り組んでいる人を多く見ます。
事例4のための参考書なんてほとんどありませんからね。ありがたい限りです。
また、事例4対策として有名な参考書なので、わからない問題があってもインターネットで検索すれば解説している動画があったり、質問に答えてくれる人が多いことが安心です。
ちなみに私が最初から30日完成を使っていなかった理由は、ふぞろいとかで対策は大丈夫だと思っていたことと、口コミで「この参考書では合格レベルには物足りない」とネガティブな意見があったからです。
しかし、試験1ヶ月前で40点も取れないような私にはこの口コミが逆に購入を後押ししてくれました。
そもそも40点をうろついている私にはぴったりのはず!これくらいスラスラ解けないと合格できるわけない!
私は1つの参考書をじっくりとやるタイプなので、試験1ヶ月前に新しい参考書に手を出すのはためらいましたが、ネットの良い口コミを信じてこの問題集を3周しました。
予想していた通り、最初のうちはスラスラ解くことが難しかったです。基本的な計算式を思い出せないこともしばしばありました。しかし、回数を重ねるにつれて計算式が立てられるようになり、苦手意識がなくなってきました。
参考書を3周した後に過去問を解いてみるとやるべき手順が頭の中に次々と湧いてきます。
難しすぎる問題の判別も早くなりました。
この問題集を完璧にして臨んだ令和2年度の中小企業診断士2次試験。事例1から3までは、例年通りのレベル感であったものの、事例4は非常に難しくなりました。
予備校の受験生アンケートでは、正答率が0の設問もあったり…。
不安が残る試験でしたが、基本の問題はしっかりと得点できていました。
試験の結果は…
なんとか、ギリギリ60点取ることができました!これで良いのです。事例4は40点を超えて足切りされないことが第一目標、あわよくば60点が欲しいと思っていました。完璧です。
この体験から「基本的な問題で失点しないことが大切!」「基本問題を正確に解く!」ということが大事だとわかりました。
試験1ヶ月前でも諦めずに成績を上げる方法を考えて、30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集をしっかりとやり込んで良かったと思います。
事例4の得点が伸び悩んでいる人は、一度使ってみてはいかがでしょうか。始めるのに遅すぎるは無いと思います。合格目指して頑張ってください。
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