大学生は中小企業診断士は取得しても意味がない?役に立たないの?デメリットを徹底解説!

中小企業診断士

こんにちは。2020年度中小企業診断士試験に合格したのりおです。

大学生
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中小企業診断士は取っても意味がないって本当?他の勉強をするべき?

中小企業診断士を取得するにあたって、大学生ならではの悩みがあるでしょう。
今回は大学在学時に中小企業診断士に合格した私が、診断士試験を通して実感したデメリットを2つ紹介します。
ちなみに診断士を取得するメリットは以下の記事で解説しています。

デメリットその1、時間がかかる

デメリットの1つ目は時間が多く必要になることです。
通常、中小企業診断士試験に合格するためには1000時間の勉強時間が必要と言われています。
私もおよそ1000時間を費やしました。
もしあなたが経営学部や経済学部に所属していて、財務や経済の知識があれば学習時間は短くなるでしょう。
1000時間という時間は大学生にとって非常に大きいです。毎日3時間勉強を1年続ける必要があります。
大学生は、サークル活動、友人関係、恋人、アルバイトなどやりたいことが沢山あるでしょう。そんな中、診断士の学習をするということは計画や意思の強さが必要となります。

大学生
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のりおはなぜ時間がかかっても勉強したの?

大学生にとって1000時間は非常に大きな時間ですが、私は社会人の方が1000時間もの時間を確保することが難しいと思いました。
大学生は結婚もしていないでしょうし、仕事もありません。大学生が勉強をしていても普通です。

しかし、社会人で中小企業診断士を目指そうとすると、家族の協力や上司の理解など多くのハードルがあります。いつか取得したいと思うのであれば、大学生のうちに取っておく方が結果的に楽ですね。

デメリットその2、お金がかかる

デメリットの2つ目はお金がかかることです。
中小企業診断士の資格取得にはお金が必要となります。親からの援助があれば気にしなくて良いですが、大学生ともなると参考書代も自分で払う人が多いでしょう。

大学生
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診断士の取得を通じて全体でどれくらい費用がかかるの?

中小企業診断士 費用

このように、中小企業診断士では最低20万円が必要となります。
実務補習というのは、試験に合格した後の実践的な講義のことです。ですから合格するまでは10万円ほどあれば大丈夫です。
受験費用と実務補習代金は値切ることはできないので、参考書代金をできるだけ小さくすることが必要となります。

大学生
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参考書代金が5万ってどういうこと?

もし、独学で参考書のみで勉強するのであれば、書籍代が5万円程度必要となります。
いや、よく考えてください。書籍代で5万円は高い。
大学受験の参考書は1冊1000円程度のものが多いですが、中小業診断士の参考書は1冊2000円くらいするのが普通です。
さらに、1次試験では7科目、2次試験4科目と多く、参考書、問題集、過去問の3セットは最低限必要となるため、どうしても5万円程度必要となります。

大学生
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30万円の場合は?

参考書代が30万円としたのは、予備校に通うことを想定した場合です。
大手資格予備校はTAC,LECあたりが有名です。どちらも少なくとも20万円は必要で、30万円近くかかるでしょう。

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予備校って通った方がいいの?

もし、お金に余裕があるのならば、予備校に通うことをオススメします。その理由は、他の受験生と繋がりが持てるからです。どうしても1人では続けることが難しかったりしますので。
しかし、残念ながら私はお金がありませんでした。書籍代の5万円ですら節約したい。
それと同時に、いくら節約しても合格しなければ意味がないと思いました。
悩んだ挙句に決めた決断は通信教育診断士ゼミナールを利用することでした。

大学生
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通信教育って?

通信教育とは、教材と講義の動画がセットになったサービスです。大学受験でいうと、スタディサプリのようなものです。
中小企業診断士試験では、先ほど紹介した診断士ゼミナールスタディング が有名です。
どちらも値段はおよそ8万円程度です(セールになっていることもあるので要チェック)。
授業を動画で見ることができるため、理解が早く進みます。さらに、質問を受け付けるサービスもあり、合格するためには十分の内容でした。

私が診断士ゼミナールにした理由は、合格祝金制度が診断士ゼミナールの方が良かったからです。
診断士ゼミナールでは、合格した場合に3万円の合格祝金をもらうことができます。
つまり、参考書に加えて動画授業も受けられて実質5万円なので非常におトクです。
ちなみに、診断士試験に合格した人と話す機会がありましたが、診断士ゼミナール利用者が多かったです。

診断士合格者
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診断士ゼミナールの授業がわかりやすく満足しています。

診断士合格者
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質問制度があって学習がはかどりました。

まとめ:診断士試験でのデメリットは短期的。長期的には価値ある資格。

診断士を取得するデメリットは、時間とお金の2つでした。
時間が多く必要になることは、確かにデメリットですが、実は大学生の方が時間があって勉強がしやすい環境にあります。
また、お金に関しては親からの援助がなくても、通信教育を使うことによって安く勉強することができます。ぜひ、自分の経済状況と相談しながら、予備校や参考書を選んでほしいと思います。

そして、これらのデメリットが感じなくなるほど、診断士資格を取得すると就職活動や副業などで役に立ちます。
ぜひ、大学生のうちに診断士を取得して就職活動や副業を有利に進めましょう!

紹介した教育サービス
診断士ゼミナール
スタディング